映画「星より静かに」出演情報

ひとこと
ADHD、みなさん知ってますか?なんとなく知ってる。そういう方が多いんじゃ無いかなと思います。
僕自身もそうでした。なんとなく知ってる。
作品の為、キャラクターの為に凄く勉強しました。無知は恐ろしい。
「なんとなく知っている」これほど恐ろしい言葉は無いな。と実感しました。
実際にADHDへのアプローチをして、素敵な役を演じさせて頂きました。
どんなキャラクターにも愛情を持って、かなりの時間をかけてアプローチして作品に挑んでいますが
今回のキャラクター、ADHDへのアプローチは一歩間違えると、
馬鹿にしているような演技に見えてしまう。
それだけは絶対に自分が許せ無くて、かなりの勉強とアプローチと頑張りました。
僕は、少しの時間ですが、体感しました。
それは、僕が当初なんとなく知ってる気でいた思っていたADHDとは違って
ADHDであること自体が苦しいのではない。
心も感情も周りの人たちと全く同じだし
本当に、普通に生きてるだけなんです。
周りの、「なんとなく知ってる」とか、ADHDと知った後の目線とか
うまくいかないことなんて人間、誰でもあるのに、それを特別怒ってきたり
文句言ってきたり、周りが苦しめてるんです。
僕は、演じてる時に、人の痛みが手に取るように感じれました。
今回のキャラクターでいる時には、特に敏感になっていた気がしてます。
例えば笑っている人がいても、あ、心が笑ってないな。って一瞬で感じちゃう。
そんな感覚を感じました。
君塚監督とは、僕が俳優始めたばかりの時に知り合っていて
本当に俳優を信頼してくれる素敵な監督です。
今、思い返せば、撮影中、超集中したい時
監督はそっと見守ってくれてて、話してこなくなるタイミングとか、、本当にすごいな。。
「星より静かに」の映画では、ADHDと診断された君塚匠監督のカミングアウトをきっかけに描かれた映画です。
ドキュメンタリーとドラマパートが、見事にミックスして、台本を頂いた時には頭が???と、なりました。
ただ実際に完成を見て、凄く意味のある今後一人でも多くの人に見てもらいたいと思えた作品になっておりました。
監督の強い思いを軸にすごく良いチームでの撮影でした。ぜひ劇場で、ご観劇ください。
ストーリー

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